無電源ラジオについて:ゲルマニウム温浴

ラジオ少年の入門用として、昔は鉱石ラジオがよく紹介されていましたが、戦後暫くしてから鉱石の代わりに、ゲルマニウムダイオードを用いたラジオをゲルマラジオまたはゲルマニウムラジオと呼びます。


げるまにうむダイオードは鉱石よりも小さく、安定した性能が得られる。げるまにうむダイオードが出現した当時は既に真空管が広く使用されており、さらに直後にトランジスタの普及によりトランジスタラジオに取って代わられたため、ゲルマラジオが実用されたのはのは限られた用途と期間でした。しかし、現在でも電子工作の入門用としては定番のテーマとなっています。


ゲルマラジオは、シリコンダイオードに比べゲルマニウムダイオードの順電圧が小さく(前者は0.7V程度、後者は0.2V程度)、微弱な電圧でも検波できることを利用しています。イヤホンを鳴らすだけの電圧が検出されれば聴けるため、「無電源ラジオ」として若干の需要があり、日本国内ではゲルマニウムダイオードはすでに生産されておらず、国産品は流通していません。


現在入手できるものは殆どが輸入品です。輸入品以外の代替手段としては、ショットキーバリアダイオード(ケイ素ベースの品種等)による代用、デッドストック品、ジャンク品からの部品取り、元来の鉱石を用いた回帰、などが見られるようになりました。